夏になるとズッキーニがスーパーで売られているのを良くみますが、ズッキーニを食べたことのない人って結構いるのではないかと思います。
ズッキーニの原産地は北アメリカ南部やメキシコといわれていて、もともと日本にはありませんでした。私が子供のころにはズッキーニなんて目にすることがありませんでしたし、まして口になんてしたことがなかったです。
そんなズッキーニですが見た目はきゅうりのようですが、実はカボチャの仲間だと知っていましたか?
我が家では毎年、家庭菜園でズッキーニを作っているのですが美味しいズッキーニを作るためには受粉が必要で、雄花が咲かなかったときにはカボチャの雄花でも代用ができるんですよ。
だからといってカボチャができるわけではなく、ちゃんとした立派なズッキーニができます。
ズッキーニにはビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富で夏バテ予防には効果的だといわれているため大人だけでなく子供たちにもたくさん食べさせてあげたいですね。
見た目がきゅうりに似ているため、きゅうり嫌いの我が子は生のズッキーニは食べませんが火を通して料理すると食べれるようになりました。
ズッキーニは油との相性が抜群のため火を通すと生では味わうことのできない不思議な食感になり大変美味しく食べることができます。
またズッキーニですがアレンジ豊富なため、家庭菜園でズッキーニがたくさん収穫できると毎日どんな料理をしようかと悩みます。
そんなときに短時間で簡単に作れる料理なら、もう一品ほしいときに丁度良いのではないかと思いついたのが、ズッキーニとベーコンの卵とじです。
味付けはシンプルで塩こしょうだけなのにベーコンからでる旨味をズッキーニが吸うことでなんともいえない美味しさになります。
我が家の子供もズッキーニとベーコンの卵とじが大好きで一皿があっという間になくなります。
短時間でサッと作れるため、料理初心者の方でも簡単に作ることができますよ。
ぜひ一度作ってみてください。
ズッキーニとベーコンの卵とじができるまでの時間
完成するまでの時間は約10分です
- ズッキーニとベーコンを切る時間 3分
- ベーコンを炒める時間 2分
- ズッキーニを入れて炒める時間 3~5分
- 卵を入れて炒める時間 1分
ズッキーニを炒める時間はお好みで調整してください。
材料
4人分の材料になります。
- ズッキーニ 1本
- ベーコン 3枚
- たまご 2個
- しょうゆ 大さじ1
- 塩こしょう 少々
作り方
①ズッキーニの皮をピーラーで何カ所か縦目にむきます。こうすることでズッキーニに火が通りやすくなりサッと炒めても食べやすくなります。
②①のズッキーニのヘタをとり縦半分に切ってから8mmほどの太さの半月状に切ります。
③ベーコンは1cm幅に切ります。
④たまごはボウルで溶いておきます。
⑤フライパンにサラダ油をひき中火で熱したらベーコンを入れて炒めます。
⑥ベーコンに火が通ったらズッキーニを入れ塩こしょうをして炒めます。
⑦ズッキーニに焼き色がついたら④の溶き卵を流しいれて軽く炒めます。ズッキーニは生でも食べれるため炒める時間はお好みの硬さで調整してくださいね。私は子供が食べやすいように少し長めに炒めます。
⑧卵に火が通ったらしょうゆを流し入れてさっと混ぜたら出来上がり。
まとめ
ズッキーニを半月状に切るときに少し太めに切るため、皮をピーラーで縦目に何本かむいておくと火の通りがよくなり食べたときに皮が硬いと感じなくなります。
ベーコンは火を通すと油が出てくるためベーコンを炒めるときには油を引かないことが多いと思いますが、ズッキーニは油との相性が良いためサラダ油を引いて炒めても油っぽくはなりません。
ズッキーニに火が通ってくると白い部分が黄色っぽくなり少し透きとおってきます。ここまで炒めると柔らかいズッキーニになって小さい子供でも食べやすくなりますよ。
最後にしょうゆを入れたらサッと混ぜるだけで大丈夫です。
ズッキーニにはいろいろな料理があってズッキーニの定番といえばラタトゥイユですよね。ズッキーニを鶏肉とトマトと煮込んだラタトゥイユは、他の野菜をたくさん入れることによって食べ応え抜群でお腹いっぱいになる一品になります。
ズッキーニを生で食べる時にはゆで卵であえてサラダにしたり、ごま油とあえてナムルにして食べると美味しいです。
また火を通すときには炒めて食べるのも美味しいですが私のおすすめはズッキーニのフライです。衣をつけてフライにするとまるでナスの天ぷらのような食感になりトロトロのズッキーニを味わうことができて本当に美味しいですよ。
今回ご紹介したズッキーニとベーコンの卵とじは本当に短時間で簡単に作れるため、あともう一品ほしいなと思うときにズッキーニとベーコンがあれば、ぜひ一度お試しください。
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