今回ご紹介するレシピは油揚げと大根の卵とじです。
油揚げと大根をコトコト煮込むので油揚げの旨味を含んだだし汁が大根に染みて口の中でふわっと広がるため本当に美味しい一品になります。
油揚げって季節に関係なく売られているし価格変動もなくいつもお財布に優しい価格のため、主婦にとっては本当にありがたい食材です。
また大豆からできている油揚げにはカルシウムやたんぱく質が豊富に含まれているため、子供にはしっかりと取らせたい食材です。
油揚げが苦手な方でも油揚げと大根をコトコト煮込んだあとに卵ととじることで甘さが増して小さな子供さんでも美味しく食べれる一品になりますよ。
あと一品ほしいと思ったときに冷蔵庫に油揚げがあるときには、ぜひ一度作ってみてください。
油揚げと大根の卵とじができるまでの時間
完成するまでの時間は約20分です
- 大根を切る時間 3分
- 油揚げの油抜きと切る時間 3分
- 大根のアクを取るまでの時間 5分
- 油揚げと調味料を入れて煮る時間 5分
- 溶き卵を入れてから煮る時間 1分
- 蒸らす時間 3分
材料
4人分の材料になります。
- 大根 1/3本
- 油揚げ 2枚
- 卵 2個
- 水 400cc
- 顆粒だし 小さじ2
- しょうゆ 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
作り方
①大根の皮をむき5mm幅のいちょう切りや半月切りのように食べやすい大きさに切ります。
②油揚げは油抜きをして1cm幅の大きさに切ります。
③卵2個はボウルに溶いておきます。
④大きめの鍋に①の大根と水、顆粒だしを入れて中火にかけます。
⑤沸騰してくると大根のアクが出てくるのでアクをおたまで丁寧にすくいます。
⑥大根のアクを取ったあとに油揚げと調味料をすべて加えて落し蓋をして弱火で5分煮ます。落し蓋はアルミホイルで代用します。
⑦5分経ち大根が透きとおり柔らかくなっていれば③の溶き卵を鍋全体に広がるように流し入れます。
⑧卵を流し入れたら鍋蓋をして1分煮て火を止めて蒸らします。
⑨卵に火が通れば出来上がり。卵が半熟状態でも美味しいですよ。
まとめ
大根の皮はかつらむきをするのが面倒なためピーラーでむき、部位によって太さが違うため食べやすい大きさになるように切り方を変えました。
油揚げの油抜きはザルに油揚げを置いて熱湯をかけても良いのですが、洗い物を出したくないため私はいつも油揚げの端に菜箸を刺して油揚げをぶら下げるようにして上から熱湯をかけています。
落し蓋をアルミホイルで代用するときには、アルミホイルの真ん中に10円玉程度の穴をあけて鍋の大きさにそってアルミホイルの端っこを折り曲げてから使うことで鍋サイズピッタリの落し蓋になります。
大根を美味しくいただくためには大根の部位と調理の仕方を知ることが大切です。
- 葉に近い頭の部分…一番甘い部分のためサラダや大根おろしに向いています
- 真ん中の胴体部分…甘みがあるため煮込み料理に向いています
- 先の細い部分…辛味があるため漬物や辛い大根おろしに向いています
とはいっても一本買ってしまうと大根の先を漬物ばかりにはできませんよね。
先の細い部分は水分量が少なく味が染み込みやすいため濃い味付けの煮物に使うと美味しくいただくことができますよ。
煮物を作るにあたり調味料の入れる順番を知ることで美味しさが増すことを知っていますか?
これを料理のさしすせそと言います。
- さ…砂糖
- し…塩
- す…酢
- せ…しょうゆ
- そ…味噌
この順番で調味料を入れると味がよく染みて美味しく仕上がります。
みりんと酒は、さしすせそには入っていませんが煮崩れしやすいときには早めにみりんを入れて、最後に照りを出したいときには最後にみりんを入れます。
また酒は魚や肉の臭みをとるため早めに入れます。
煮物を作るときには色々なことを頭に入れて作るといつもよりひと味もふた味も違う美味しい煮物を作ることができますよ。
だし汁の染みた油揚げが美味しい油揚げと大根の卵とじをぜひ一度お試しください。
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