なす料理の定番といえば煮浸しですよね。
なすの煮浸しも美味しいですが今回ご紹介するのは、なすの煮浸しにまるごと卵を入れてボリュームアップにしたなすと卵の煮浸しです。
今回なすといっしょに煮た卵ですが、食事を作る上で主婦にとっては本当になくてはならない食材だと思います。
卵は炒めるのもよし煮るのもよし焼くのもよしとどんな料理にも合いますし栄養価もとても高い食材です。
そんな卵を使ってボリュームアップさせることで栄養も満点になりますし、卵が一個入るだけでなすの煮浸しがとても豪華になり、あと一品ほしいと思うときには満足できる一品になると思います。
なすと卵の煮浸しはなすのとろりとした食感と卵の甘みが絶妙なバランスで口の中に広がる優しい味わいです。
大人だけでなく子供にも美味しく食べれる優しい味付けにしていますので、ぜひ一度作ってみてください。
なすと卵の煮浸しができるまでの時間
完成するまでの時間は約20分です
- なすを切って水にさらす時間 7分
- なすを煮始めてアクを取るまでの時間 3分
- 調味料を加えて煮る時間 5分
- 卵を入れて煮る時間 5分
材料
4人分の材料になります。
- なす 2本
- たまご 4個
- しょうゆ 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 顆粒だし 小さじ1
- 水 適量
作り方
①なすは縦半分に切ったあとにななめに5mm幅の半月切りにして水に5分程度さらしておきます。水にさらすことでアクが抜けます。
②①のなすを鍋に入れてなすがひたひたに浸かる程度に水を入れて中火で煮ます。
③水が沸騰してきたら、なすからアクが出るためおたまで丁寧にアクを取ります。アクを取ることで苦味がなくなり美味しく仕上がります。
④アクが取れたら顆粒だしとしょうゆ、みりんを加えて5分程度煮込みます。
⑤なすが煮えたら卵が鍋の中で均等になるように卵を一つずつ丁寧に割り入れます。このとき卵が重なると盛り付けるときに黄身が壊れることがあるため均等に割り入れることが大切です。
⑥鍋蓋を少しずらして置き5分煮込みます。半熟状態の卵がお好みでしたら煮込み時間を短くするなど調整してくださいね。
⑦丁寧に卵を鍋からすくって盛り付けたら出来上がり。
まとめ
今回は4人分の材料としてありますが、我が家はいつも5人分作るためなすの量は3本にしています。
なすを切るときに皮が硬い場合はピーラーを使って縦に何本か皮をむいてから半月状に切ってくださいね。
なすは水にさらすことによってアクが抜けるだけでなく変色防止にもなります。
卵を割り入れるときには卵が入るスペースを菜箸などで作っておいて卵を割り入れると均等に入れることができますよ。
卵を半熟状態にしたい場合は3分煮込んで火を止めたあとに余熱で卵が煮えてしまうので鍋蓋を取っておいてくださいね。
なすの煮浸しも上品な味でとても美味しいのですが、なすを半月状に切りまるごと卵と煮ることで口の中に入れたときに卵の甘みとなすが絶妙で、ほっこりとした優しさが白飯と本当に良く合うため、なすが苦手だという方にもきっと美味しく食べることができますよ。
また、なすを半月状にして煮ることでクタクタになるため、夏場に家庭菜園でなすが大量に取れたときには、5~6本を使って作るとなすの大量消費にもなり大変助かります。
アレンジとして玉ねぎをいっしょに煮るとさらに甘みが増して美味しいですし、さやえんどう、さやいんげんを入れると彩りになり見た目も鮮やかになります。
私はときどきカレーのルーを少し溶いてカレー味のなすと卵の煮浸しを作りますが、子供が大好きなカレー味にすると卵とカレーが良く合うため子供はパクパクと食べてくれますよ。
今回ご紹介したなすと卵の煮物ですが、冷蔵庫になすと卵があれば約20分でできるため、あともう一品ほしいなと思ったときには栄養満点のなすと卵の煮浸しをぜひ一度お試しください。
きゃべつとまるごと卵を使ったカレー味きゃべつの巣ごもりレシピも紹介していますので、よければそちらもご覧ください。
コメント